自転車に乗れない方でも運転できていますので、運転操作は難しくなりません。ただ、運転操作に慣れるまでは比較的広い場所で練習をすることをお勧めしています。
必要ございません。道路交通法上では「歩行者」として扱われます。
特別なルールはありません。ただ急激な移動ができないため、歩行者として日頃気をつけていること以上に気をつける必要があります。例えば、交差点などでの一旦停止、周囲の確認が大切です。 また、道路脇の溝などに転落しないようにある程度距離を取って走行しましょう。
高齢になって注意力が散漫したり、判断力が低下したりすることは考えられます。しかし、高齢でも安全に運転している方はたくさんいます。年齢ではなく、適性で判断すると良いでしょう。
最高速度は6キロで成人の早歩きと同じくらいの速度になります。速度は道路交通法によって決められていて、6キロ以上出ないように設定されています。
積んでいるバッテリーによるものの、満充電で20〜30Kmほど走行できます。
「歩行者」の扱いとなるため、歩道を通行します。歩道のない場所は右側を通行します。また、シニアカーはクルマや原動機付自転車ではないため、道路の中央を走行してはいけません。
上り坂は10度程の傾斜までなら安全に走行できます。また、下り坂の場合は多くの車種にスピード抑制機能が付いているため、速度が出すぎる心配もありません。
段差は約7cmまでなら乗り越えられます。溝は12cm以上の場合は避けましょう。
シニアカーの充電コードを家庭用100Vコンセントに差し込むと自然に充電されます。
機種や条件によって異なるものの、空の状態から満充電まで約8〜10時間かかります。そのため、遠方にお出かけする場合はなるべく早めに充電しておくことをおすすめします。
マンションなどの共有廊下に保管したい時には、事前に許可をとる必要があります。保管する場所によっては充電用のコンセントがないケースも多いため、延長コードが必要になる可能性があります。また、シニアカーがエレベーターに入るのかもチェックしておきましょう。
ほとんどの機種はノーパンクタイヤを使っているため、安心して走行できます。
各施設によって対応が異なります。テーマパークでは貸出している場所も増えてきています。また、スーパーも広い場所の場合は走行を許可しているところもあります。建物内で走行をしたい場合は事前に確認して、走行する時は人と接触事故を起こさないように気を付けましょう。
シニアカーを利用する際には賠償保険や補償の保険に入る義務はありません。しかし、保険に入っておくとシニアカーの運転中に事故にあった時、保険が適用されるため、安心です。